『まだ小さいし・・・』でもちょっと心配なお子様の姿

できる事がまだまだ少なく、成長の過程で発達の進み具合もお子様によって様々、ゆっくりなお子様もいます。ですので、「まだ〇〇できない!」と気になっても「様子をみましょう」となってしまいます。

しかし、気になる姿から心配されている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

保育園で出会ってきた発達でこぼこのお子様たちが診断を受けるまでの気になる姿を少しお話させてもらいたいと思います。

①人見知り、場所見知りがない
目線が合わない
衝動的な動き

まだ6ヶ月のお子様は、保育園に預けられても、人見知りもないので、お母さんから離れてもまだよく分かっていません。
寝返りもし、お座りもでき、ハイハイもスムーズに成長していきますが、お母さんから離れてもいつもニコニコです。
休みがちで保育園に来る日に開きがある事が多いので、逆に人見知り、場所見知りするのに、、、
まずはここが気になる姿でした。

そして、よく笑うお子様でしたが、目線は顔ではなく、顔の奥の景色をキョロキョロ見ている事が多かったです。

さらに、目に入ったものに衝動的に動いてしまう事です。
園に入るなりロッカーに登る、食べ物があるとすかさず取りに行く等目が離せませんでした。

②多動傾向(遊びに集中できない、じっとしている時間がない)

よく動きます、いろいろな物に興味を持ちますが、手に持つだけでまた他の物が目に入り、結局またゴソゴソ動き出します。

落ち着きなく動き回るのです。

③過敏、こだわり、切り替えの難しさ

ご飯を食べる時。
少し自分の意思が出てき出した頃自分の食べたい順番で口に運ばれて来なかった事で癇癪を起こし、海老反りに、、、さらに食事を手でひっくり返す始末。
そうなると1時間近く泣き病みません。

だからと言って自分で食べるかといえば手に食材がつくのを異常に嫌がるとっても過敏でした。

まずは、気になる姿は、注意深く成長を見守ってあげて欲しいと思います。
そして、「できる」・「できない」で判断しないで欲しいと思います。
そこに、理解ができているのか?目で追っているのか?等、例え小さなお子様であっても無意識でしているわけではありませんので、その点もしっかり見てあげてほしいです。