2歳から3歳ごろ
・一つの遊びに没頭したりと興味が限定的。
・特定の物事やルールに強いこだわりを持つ。
・好き嫌いが顕著になる。(偏食になる)
・手指を使う遊び(感触遊び)を嫌がる。
・同じもの、同じ場所、同じ順序にこだわる。
「ごはんを食べる食器が違うと暴れる」、「いつもと違う道を通ると怒って暴れる」、「おもちゃの並んでいる順序を変えたら怒って暴れる」等、同じ動作を繰り返すといった特徴もあります。
例えば、ひたすらネジを回していたり、ジャンプをし続けていたり等も特徴の一つだと言えます。
言語面では・・・
・発語が見られない、語彙が増えない
・言葉の理解と使用の特異的さが見られる(「おいで」といっても同じ言葉をその場で繰り返す、「おいで」と言いながら他者に近づいてくる等)
この時期は、まだまだ未熟ではありますが、2つや3つの単語をなれべ手お話したり形容詞(かわいい、大きい等)も使えるようになり会話のキャッチボールが少しできるようになります。
一方で一度見ただけのテレビのセリフを話したり、道の順序を正確に覚えていたりと年齢に見合わない高い能力が発揮されるといった特徴も見られることがある。
身体面では・・・
・身体の使い方、動きのぎこちなさ
・手指の不器用さ
・身体を支える体幹の弱さ
・「バランス感覚」「平衡感覚」の鈍感さ
➡位置や動きに関する感覚で、『前提感覚』で感じる刺激を求めるため、
「高いところに登る」「その場、同じ場所でクルクル回る」「身体を揺らす」といった
常同行動が見られる。
3歳から4歳ごろ
保育園や幼稚園に通い始めたり、お友だちとの関わる機会が増え、集団で過ごすようになるとその特性が目立つようになります。
・みんなと一緒に行動するのが苦手。(自分の思いを止められなくて動き出してしまったり・・・)
・お友だちとの関りが少なく、ひとり遊びをして過ごすことが多い。
・集団生活(大人数の中で過ごす)が苦手。
・言語発達の遅れにより自分の思いを上手く伝えられることができず、お友だちとのトラブルになる。
・こだわりが強くなり、お友だちと一緒に楽しむことができない。独占欲が強くなる。
(おもちゃの片づける位置、並べ方等こだわるあまり、一緒に遊ぶのが許せなくなる)
自閉症は、社会的コミュニケーションや相互関係における持続的な障害なので、他のお子様と関わりが増える時期、このような行動は目につきやすくなってきます。また、保育園や幼稚園から発達の遅れを指摘されることもあると思います。
お子様の気になる特徴があったときには・・・
お子様の発達には、個人差があるため、何歳で必ずこの特徴が出る、またはその対処にはこれといった確定的なものはありません・・・。
しかしっ!!
早い段階で、「あれ?」とお子様の特徴を察して、医療関係や療育機関と繋がることで、その子にあった療育をいち早くスタートすることができます。
ここ『totoful』では、お子様の『困りごと』を『楽しいこと』に出来るような活動を一人ひとりのお子様に合わせて行っていきます。
また、保護者の方の『悩み』も『楽しみ』に出来るような、関わり方のアドバイスやサポートも行っていきます。
不安に思われていることも多いと思いますが、まずはご相談下さい。